2019-10-12 宣告 私をあなたに溶かし込んでほしいほんの少しでいい面倒だったらかき混ぜないでこの血が匂うなら別のなにかで洗浄して自分だけでは耐えられない風に乾かされ渇き切ってしまうお願いだから前を向かないで持ち直すのをやめて一緒にこのまましずかに斜面を流れる粘度の高い流体のようにしずかに沈んでいこう海なんかにひろがるまえに それを見ながら空が言う「そんな風に暮らして、おまえが天才じゃなかったらどうするの?」