2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
君に恋をしてからぼくは何度うんこをしただろう
自由にどうぞ、で脳が張り付く
あの娘は死を飴玉にしながらポケットのなかの糸くずを弄んでる森はひとつの大きなネコのように 佇みざわつき寝転んでる そうだ 国のかたちでパズルをしよう一つも解けない 決して繋がらないパズルを
狂気の水風船、暗鬱なハリ
あるとき俺は自分の命と引き換えに 君を救うあるとき俺はもう少し寝ていたいからという理由で君を見棄てる
死を飴玉にして舐めている空は高い森は清涼な香りでまだ其処にいるのかと問いかける
結局俺に無償の愛を注いでくれるものは血の繋がる親族それも既に死んだ親族だけだ何故なら彼らは考えを翻す「時間」を持たないから
俺の作品には二種類ある 無理やり頭をこねくりまわして書いた失敗作と、 ある日神から霊示を受け取って書いた失敗作だ
祭壇のうえで これでよいのかとまだ君は悩んでる
閉塞感を感じている状況で欲しいのは活力や勇気じゃない徹底的な放棄である青空のような投げやりさである
疲労をふんだんに含んだハチミツが屋根のあちこちから垂れ落ちる それを見た誰もが家路を急ぐふりをする雲は爆発した煙のように溢れかえって夜と朝は紙芝居のように入れ替わる 人生そのものが水に浮かぶオイルのように不要で暑苦しく喧しい ツマランダメだ書…
俺は苦痛を感じているしかしそれには空白がある ほかの何か入り込む余地のある空白が
豚バラで女をくるんで地下室に放っておきたい
蜜蜂がどこからか悔恨をあつめてくる
悲しみよ こっちにおいでその花弁に浮かぶ傷を そっと舐めてみたい