戯れに乗せられた言葉だけが、雲と雲の中に、空の穴に入り込んで彷徨う。佗しい恰好をしてたって、路傍で褒められることもある。ぶざまに有頂天、道行く詩情のないネコや赤錆の目立つ道路にだって感謝の気持ち。空が移動し、雨を運んで行った。心配症な僕に…
私をあなたに溶かし込んでほしいほんの少しでいい面倒だったらかき混ぜないでこの血が匂うなら別のなにかで洗浄して自分だけでは耐えられない風に乾かされ渇き切ってしまうお願いだから前を向かないで持ち直すのをやめて一緒にこのまましずかに斜面を流れる…
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