沈黙

自分が腐っていってるのが分かる
喰い散らかされちまってる
ストローで啜るだけすすられて
後に残るは、こんな残りカスばかり


誰かしらは気づいてる
これ以上は無駄だってこと
こっから何を始めよう? 


ルパート・パプキンはどっかへ消えた
前にはガラス後ろには柵
窓の隙間に挟まれて
淡い決定権だけは与えられちまってる
指紋だけむなしく残ってる


自分の足音さえもいつからか耳障りになってきた