2019-02-11から1日間の記事一覧

噴水

アイスクリーム塗りたくって、夕暮れの肌に染み込んでこれまでもこのまま笑ってられんのかなって鳥の翼、飛び散った羽根のようなきみの髪にやわらかいウシのような君の肌に ふと目を離せば修復遅れの名画のようにぼろぼろと荒んでゆくけどルーペで見てるぶん…

春の変貌

私は君になりたいきみのまま寝床で起きて気怠い体を噛み付いた蛇のように引きずってありふれた朝食に口をつけこれからのことに物思いに耽っていたい自然や文明がもたらす美や利の拡がりには目もくれずただ自分のあるく姿に魅入られていたい まえを歩くときに…

ヴィーナス参照を参照

君はクリームで出来てる その弾むような乳房 白昼触れて遊んでみれば、噛みごたえもなく 風は栗毛の香り、午後の過ぎた絶唱のよう 君を留めるベルトがながれて、白い荒波のタオルが君を包み込む ステッチの効いたその宝石、転げまわって風とあそぶ 君のきら…