2019-02-22 駅にて 霜焼けの季節焼けろ焼けろ焼けろ舌かんじゃったぬるりと緑の蜜がながれ出る安い裸、脱いでしまえばどこまでもちんけに黒ずんだタイルが目にはいる 気になってしまう堂々とした足取りだ、まるで僕らとはちがうほかの時代に生まれた偵察隊のようでもこの中にぼくのために死んでくれる人は一人としていないひっくりかえったバイクを夕焼けに掠めていたい風の匂いをコップにたらして、自分の経験不足をわすれてしまいたい