2019-03-09 草原 狂ったように泣いた朝君の上には見知らぬ男が乗っかってランドセル放っぽり出して遊んだことなんかおもいだして草の上のつま先がしびれてる 女性が呼吸をすると、それは寒々しい霧のなかを意思なく在る汽車のように惨めでその意味のなさが僕に追い討ちかけた