2019-03-09から1日間の記事一覧

ただの意地らしい狂暴な革命をしただけ

ただの意地らしい凶暴な革命をしただけ青い蜜の滴る、潮の脆弱な牛共の咆哮 奪い取られた花共の明後日からの奏演俺はこの時間に逆光の赦されない一言を残したかったその宇宙の一空間にメロディアスな言葉の配置を記した 涙はその高塔の青い昼間に忘れ去られ…

草原

狂ったように泣いた朝君の上には見知らぬ男が乗っかってランドセル放っぽり出して遊んだことなんかおもいだして草の上のつま先がしびれてる 女性が呼吸をすると、それは寒々しい霧のなかを意思なく在る汽車のように惨めでその意味のなさが僕に追い討ちかけた

リズミカルな拍手が町に鳴り響いた

リズミカルな拍手が町に鳴り響いた嬉しい感情が俺、悲しい感情があれネットワーク回避、バズーカの地鳴り時計ははしたない、間取りは取り返しがつかない猫の目より蛇の足チカチカ点滅する宇宙船バーガーショップに寄るパイロット同僚の目は灰色に飾り、家族…

毒林檎

毒りんご売り赤いコントローラー口の大きな哀しみ、深海魚

ヌード

夜の風にもたれかかった 俺は夜にもたれかかった

ウンザリ

色んな美があるのに、それを一個一個征服するのに忙しい それは体に無数にできたイボを、いっこいっこ手で潰していくがごとくである