2019-03-03 バレエのあの子に 俺は彼女が好きだったその笑顔しなやかな品のよい振舞い哀しみを滲ませた無垢な明るさ都合のわるい過去ともにもち帰りたいとおもったこんなにちがうんだから信頼し合うのはむりだろうでもただ一緒にいたかった気にいらない思想と感覚、眼それでも抱きしめてみたかったその肉付きのいい肌に唇を押し当ててみたかった愛のことばを吹き掛けてみたかったしずかに震えるきみの肌は荘厳な宇宙のように圧巻だけど誰かといまを過ごすならそれもわるくないと言えるだろう