夕暮れ

いろんな可愛い女の子が、俺の前で、俺によって、崩れ落ちていくのが見たいから
おもちゃのレンガ、ガラガラと
それでいて不幸になってふさぎ込むのなんて、見たくないから
街のひっそりとした花壇を見て、楽しくて仕方ないって気持ちになって欲しいんだ
俺の前で俺で崩れ落ちていくのが見たい
窓辺の水滴のようにながれでて
身体が嘘みたいにそこにあってほしい
詩の足りない最後の一節のように
ブルーのノート引きずり出して来て、俺は嘘みたいに次々と書き込んでる
空の色が変わるのなんて、お構い無し
書き込んだ文字が、お菓子の集まりみたいに遊びだして、部屋中飛びまわって
俺はそれはもうこの瞬間が、君の体みたい