葛藤

事実に気づいて、幸福が逃げる

唖然

手札にぶすばかり

さらば

知性の欠如を、感性の優越と勘違いした奴ら

それから

おだてた花が、ちょっとわらった

微睡

溶け切らない何かが残ってる 結局何にもなりたくなかったただこのまま夢を見ていたかっただけ

憐れ

暇なときは人生について考えるそれによって束の間の幸福すら逃す

政治、宗教、芸術

あの英断も今やちんけな現実に

気づき

魔法はいつも下らない事につかわれてる

眼前

色んな魅力が君の中で争って そこから放り出された一部だけが、僕の前に現れている

途中

傍観者であるってのはなんて甘美で、当事者であるってのはなんて窮屈なんだ 行為をするというのが、いつも重荷だった

ラヴ

恋してる屋根の色が綺麗風の表情が豊富ブス目の前にいる

w.o.d.

翼生やしてるのに酩酊空が青を見失って ミミズが痴話喧嘩荒過ぎる土を呑み込んで

めまい

もう本番が始まっているなんて

ギア駆動

私の知っていることが、私の望んでいることを解体してしまう。

賢いひと

夢中になれるものぜんぶ浸り切らず、知識だけ持って帰ろうとしてる

おんぼろ

どろどろに溶けた指、それでもなお色は疼いてる

歴史家

異邦人も先の世の常識人を楽しませるだけ

少年

情熱はあれど地図は無い

驚愕

乃木将軍の立ちバック

スケッチ

欲望を並べてみれば、どれも同じようなカタチ

吐息

きみの瞼が突っ張ってるもう冬に閉じ込められてる

溜め息

戦場でまだ殺すべきか悩んでる。

吐血、人生、反省

自分の手で捲れ。

意識

大きな感動の為なら、人ひとり犠牲にするよ。

馬鹿

自由と心中

秘宝

見て仕舞えばなんてことない

まばたき

愛だけが自己を喪失させてくれる

ビートルズ

廃墟で鳴ってる童謡

明日

感情ではなく、事実の幸福を俺は待ち望んだ

車輪

この不安を消し去るには、もっと大きな不幸が必要だ